パスタは非常食・保存食におすすめの食材です。
今回は、パスタを防災に使う時の方法やポイントをまとめました。
実際に水漬けパスタをしてみて、食感・味などを検証。
簡単にできますが、平常時に一度は自分で試しておく方が良いと思いました。

備蓄にもなるし、調理も簡単。
味も色々変えられるのでおすすめ!!



なるほどー!
買いにレッツゴー!
この記事を読んで一度お試し下さい!
本記事の内容
- パスタは非常食におすすめでローリングストックに向いている。
- 水で戻す水漬けパスタを実際にやってみた検証
- 水漬けパスタをするときは時間・パスタの種類・ひと手間必要という事に注意!
- 非常食を揃えたいと思っている人
- 防災飯を学びたい人
- パスタを保存食として使う方法を知りたい人
- 防災を学ぶすべての人
パスタは非常食におすすめでローリングストックをしよう
パスタは非常食・保存食におすすめの食料です。


理由は以下の通りです。
- 賞味期限が長い
- ローリングストックに向いている
- 味を色々楽しめる
- 工夫すれば水・ガスが少なくても調理できる
被災時に簡単に調理ができるとはいうものの、一度は試しておくことが重要です。
パスタの賞味期限
日本パスタ協会によると、パスタの賞味期限は37ヶ月、約3年です。
品質の維持は42ヶ月、確認されています。
賞味期限は美味しく食べられる期間であり、消費期限はさらに長い。
常温保存で長く保存でき、普段使いもできるので非常食に向いていますね。



いっぱい買って段ボールに入れとこう!



それもいいけど、
普段使いもするからローリングストックはどう?
ローリングストックで備蓄しよう
ローリングストックとは保存のためにある程度買っておき、使った分だけ補充するというストック方法です。


パスタは普段使いするので、5袋くらい買っておいてローリングストックすると良いですね!


味を色々工夫できる
パスタは最後に何を合わせるかで色々な味が楽しめます。
パスタソースは保存食にも向いているのでパスタソースもストックしましょう!
ポリ袋調理をするときに、一緒にパスタソースも温めることができますよ。
工夫すれば水・ガスが少なくて食べれられる
パスタは普通に調理すると、多めのお湯で長い時間沸騰させないといけません。



非常時は水もガスも貴重・・!
しかし、調理方法を工夫すれば水もガスも節約できるんです!!!
次に非常時のパスタ調理方法を紹介します。
水戻しパスタを作る方法、警視庁もおすすめ!?
非常時にパスタを作る方法は「水で戻す」です。
水の中にパスタを入れておくだけで食べられるようになりますよ。
お湯でゆがく時より時間はかかりますが、水・ガスの節約になります。


警視庁警備部災害対策課のツイッターでも紹介されていました。
災害時にはポリ袋を使えば洗い物も減らすことができますね!
「水漬けパスタ」のメリット
水漬けパスタ、水戻しパスタにはたくさんメリットがあります。
- 水・ガスが少なくてすむ
- 洗い物が少ない
- 食感がモチモチになる
パスタを水で戻して検証してみた!
実際に水で戻す調理方法「水漬けパスタ」を作ってみました!
警視庁警備部災害対策のツイートでは4時間待つ、と書いてありました。
今回は様子を見ながら1時間でやってみました。
もともと、9分のゆで時間のものを使いました。


警視庁のツイートではパッドで水に浸していました。
洗い物を減らす意味で、ジッパー付きの袋で浸しました。
(今回はIKEAの袋)


倍の時間20分で一度確認してみました。
少し膨らみましたが、まだまだ固くて食べられそうにありません。


70分くらい(1時間ちょっと)で確認してみました。
くたっと柔らかくなっていて、食べられそうでした。
色は白っぽくなっていました。


そのまま食べてみました。



そのまま!?
1時間水漬けパスタは、固さはアルデンテくらいですが味は粉っぽくておいしくない・・。
ツナ缶とのりを加えて炒めて和風パスタにしてみました。


1分くらい炒めるとで和風パスタのできあがりです。
麺がもちもちして、食感が美味しい!ツナ缶・のりも保存食に向いている食材です。
ツナ缶の油で炒められるので調味料も節約できます。



これは非常食としてかなりアリ!
- ジップロック付き袋にパスタが漬かるくらいの水を入れる。
- 1時間待つ。(柔らかめが好きな人はもっと待ちましょう)
- 味付けをフライパンの上でして1分ほど炒める。
ツナ缶の油で非常時のランプを自分で作ることができますよ。
水漬けパスタ、水戻しパスタの注意点
作ってみてわかった注意点は以下の5点です。
- 水につける時間は気温による。
- 真夏は腐らないように注意!
- パスタは細めがいい。
- 最後炒めないと美味しくない。
- 炒めるときは漬けた水を少し多めに使う。
水につける時間は気温によるし、保存にも注意を
今回は1.7mm径でゆで時間9分のパスタを使いました。
気温は20度くらいで1時間つけてアルデンテでした。
真夏であれば1時間で十分でしょうし、冬や冷蔵庫内なら2時間・・と増やす方が良いでしょう。
ただし、真夏は1時間漬けたあと、すぐに食べましょう!そのまま置いておくと腐ってしまいます。食中毒には注意が必要です。災害時は病院の受診がしにくいです。
パスタは細めがいい


パスタは1.4mmの細い物から2mmの太い物、様々です。
また、早ゆでパスタ・マカロニ・・と色々あります。
おすすめは保存もしやすいスパゲティの細いものです!
水につける時間も短くてすみますよ。
水漬けだけでは美味しくない
1時間水漬けしただけでは、パスタは白く粉っぽい味がして美味しくありませんでした。
これを1分程度炒めるともちもちの美味しいパスタになります!
炒める時には漬けるのに使った水を少し多めに入れて炒めるとさらに美味しい。
ちなみに・・
炒めるときに専用のアルミホイルを使うとフライパンも洗わなくてすみます。
普段から作って慣れておくことが大切です!
パスタ非常食を買ってストックするのもあり
普段からパスタを使って料理をしない人、非常食としてお湯を入れるだけがいい、という人は非常食として買ってしまうのも選択肢の一つです。


賞味期限5年、6食セットで2480円のマジックパスタがおすすめ。
1食に150mlの水を使用してパスタを作ります。お湯なら3分、水なら20分待つだけで美味しいパスタが完成します。
まとめ
今回は非常食としてパスタがおすすめであることと、水戻しパスタの体験を紹介しました。
一度は子どもさんと一緒に家で試してみましょう!
- パスタは非常食におすすめでローリングストックに向いている。
- 味も色々工夫できる。
- 水で戻す水漬けパスタを実際にやってみた検証
- 水漬けパスタをするときは1時間でアルデンテになった!
- パスタは細い種類を使うのがおすすめ。
- 水漬け後には1分炒めると美味しくなる!
コメント
コメント一覧 (2件)
[…] きりらく防災では水漬けパスタなど防災レシピも紹介しています。 […]
[…] 使ったツナ缶の中身は食べられます。非常食レシピとして水漬けパスタのレシピに使うのはいかがでしょうか? […]