この記事では防災リュック・非常用持ち出しリュックの中身を紹介しています。
非常持ち出し袋には何を入れればいい?
こんな疑問にお答えします。
阪神大震災の後につくられた人と未来防災センターが提唱しているグッズリストを参考に持ち出し用の防災リュックを作っています。
本記事の内容
- 1次防災グッズは多すぎず・少なすぎないものを1つのリュックにまとめることが重要
- 実際のバッグの中身
実際にリュックを作るとなると難しいのでは?
私もそう思っていましたが、1度揃えてしまえば半年ごとに確認するだけなので安心でした。
- 1次防災グッズとはなにか
- 1次防災グッズをこの記事通りに揃えることができる
- 小さい子供がいる場合にどうやって防災グッズを作るか
0次・1次・2次防災グッズって何?という基本情報はまずはこちらの記事を読んでください。
ぜひ最後まで読んで防災リュックを作ってください。
1次防災グッズとは?揃えるときに考える事
1次防災グッズとは、防災リュックのこと!
家から避難所に移動し、1~3日間ライフラインが整わない中で過ごすために必要なもののことです。
- 「命を守るための装備」
- 「避難所での生活用品」
この2つに分けて準備します。
おすすめは2つを別にしてリュックに入れておくこと!
1秒を争う状況であれば、「命を守るための装備」のみ持って走ります。
台風など予め避難の場合は「避難所での生活用品」も持って避難します。
本当に必要なものを多すぎず、少なすぎず
1次防災グッズは持って避難所に行くことを想定しています。
そのため、持ち運べないほど多いのは実用性がありません。
逆に少なすぎると避難生活に困ります。
特にママは子どもに必要なものが年々変わりますので、定期的に見直すことが必要です。
リュック1つに入って、持てること
災害時は両手が空いていることが重要です。
必ずリュックで準備しましょう。
ママは子どもと手をつながないといけないしね!
リュック選びのポイント
- 一人分だと30L程度
- リュック自体は軽くて撥水仕様
- 肩紐は太く、持ちやすい
- チェストベルトはあった方が良い
実際に持ってみて、できるだけ負担が軽いものがいいですね。
1次防災グッズ、非常持ち出し用リュックの中身
実際に1次防災グッズの中身を検討していきましょう。
まずは生き残るための装備の準備を、その後に生活用品を揃えましょう。
1次防災グッズに必須「命を守る装備」
- ヘルメット
- 手袋(軍手より革が良い)
- ホイッスル
- 懐中電灯(できればヘッドライト)
- レインコート
- ナイフ/ロープ
ヘルメット
お子さんは自転車に乗るとき使うヘルメットでOK。
ヘルメットは場所をとるので折りたたみできるものが人気ですよ。
手袋
手袋は軍手や布の手袋ではなく、革の手袋が良いです。
(もちろん無いよりは軍手のほうが良いです!)
ガラスの破片などがあるからです。
蓄光ホイッスル
防災ポーチにも入れておくことをおすすめします。
非常持ち出し袋にもつけておくか入れておきましょう。
懐中電灯
できれば両手が空くヘッドライトがおすすめ。
万能ナイフ/ロープ
キャンプ、アウトドアが好きな方は持っているかもしれません。
防災のために一つリュックにいれておきましょう。
高額なものは必要ないと思います。
「避難所生活用品」できれば3日分の食料
命のラインと言われている72時間は救助活動がメイン。
避難所へのサポートはその後になります。
その3日分の準備をしておくべきです。
ただし、重すぎて持てない場合は減らしてください。
- 飲料水 大人1人1日あたり2~3L
- 非常食 避難所で過ごす日数分
- 甘いもの
- ウォータータンク
飲料水
1日水は生活用水含めて1人3L必要と言われています。
1人当たり9L持つの?
現実的には無理ですよね。
最初の3日は飲料水のみと考えましょう。
大人1人あたり1.5~2L準備しましょう。そのうち500mlは「命を守る装備」に入れておいてもいいでしょう。
最後に実際に持ち上げてみて重さチェックしましょう!
水の配給に備えて、ウォーターバッグがあると便利です。
3日分の主食・おかず
3日分の食事と考えて、3食×3回分を入れておきましょう!
ひとまずお米を入れておくと安心です。
甘いもの
避難所では温かいものが食べられません。それだけで人の心は疲弊します。
甘いものは栄養だけでなく精神的にも非常に助けになります。飴やラムネなどの小さいものを入れておくことをおすすめします。
「避難所の生活用品」トイレや情報収集も大切
- 携帯ラジオ
- 簡易トイレ
- トイレットペーパー・ティッシュ
- ウェットティッシュ
- タオル(大・小)
- 寝具(エアマット・シート・アルミカバー)
携帯ラジオ
防災グッズとしての携帯ラジオは、充電できることが必要です。
こちらは手回しで充電できるのでこのようなタイプの携帯ラジオを購入しましょう。
簡易トイレ
箱を組み立てて、簡易トイレになるというものです。
避難所で水がない中、トイレ・トイレ後の処理は非常に大切です。
災害時にはあっという間に衛生面が悪化します。
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ティッシュ/ウェットティッシュ
水は貴重ですので、ウェットティッシュは重宝します。衛生面でも手を洗う代わりに使えます。
タオル
タオルは万能です。怪我をしたときに包帯になったり、丸めて枕になったり。
できれば大・小サイズを入れておくとよいでしょう。
防災寝具
掛け布団として、防寒シートや服を代用することができます。避難所の床は硬いことが多く、マットがあると安心です。
災害時はただでさえ慣れない環境で睡眠がとりにくいです。少しでも落ち着けると良いですね。
「避難所生活用品」忘れがちですが衛生面は大切
災害時、衛生状況はあっという間に悪くなります。
病院にもかかりにくくなるので、怪我・病気にはかからないように対策が必要です。
- 着替え
- 常備薬7日分
- 眼鏡/コンタクト
- 救急セット
- マスク
- 歯ブラシセット,ドライシャンプー
- 生理用品
着替え
レインコートと動きやすい恰好で避難してきた際、濡れているなんてことも。
その場合はすぐに着替えて低体温症を防ぎましょう。
薬・眼鏡・コンタクトレンズ
個人で必要なものを入れておきましょう。
眼鏡やコンタクトレンズなら予備を。常備薬はできれば7日分と多めに入れておくと安心です。
救急セット・マスク
ちょっとくらいの傷なら大丈夫、と思いがち。普段は大丈夫な傷でも免疫力が落ちた災害時には感染することも。救急セットで消毒してしまいましょう。
コロナ禍だけでなく、災害時は埃が舞いますし避難所には多数の人が集まります。マスクをしておく方が自分の身を守れます。
歯ブラシ・ドライシャンプー
水が貴重なので水を使わないドライシャンプーなどがあると良いですね。
1次防災グッズ、非常持ち出しリュックに子ども用品も追加
- おむつ(3日分)
- ミルク/離乳食/おやつ
- 着替え
- おもちゃ
- 授乳ケープ
- 母乳パッド
オムツや着替え、オモチャが必要です。子供は環境が変わると不安になります。
使い慣れた軽いオモチャを1・2つ入れておくと良いですよ。
そして、水やお湯が手に入りにくい状況でのミルクは重くなければ液体ミルクがあります。
液体は重いのでキューブもおすすめです。
避難所での犯罪は残念ながらありうるのです。
身を守るため、授乳ケープは必ず入れておきましょう。
1次防災グッズをまとめて購入
ここまで1つずつ物を紹介しました。
自分に必要なもの、必要ではないものを考えながら購入してください。
一つずつ買うのはちょっと大変かも・・
そうなんです、1次防災グッズはもともと家にあるものが少ないため、買うものが多いです。
一つずつ買うのはちょっと大変。
特にママには時間がないですよね。
1次防災グッズとして、セットになって内容も充実している「SHELTER」がおすすめです。
「SHELTER」はほぼすべての人に共通の必要なものがそろっています。
自分に必要なものを追加して自分専用のリュックを作ると安心です。
ただし、買うだけではだめよっ!
しっかり中身を吟味して!
まとめ
1次防災グッズについて実際に購入するものを紹介しました。
- 1次防災グッズは多すぎず・少なすぎないものを1つのリュックにまとめることが重要
- 実際のバッグの中身
- 1次防災グッズをまとめて買うには「SHELTER」で揃えられる
子供を守るため、忙しいママはセットになっているものを購入してしまいましょう!
家の備蓄の2次防災グッズや持ち歩く防災グッズ、防災ポーチについても紹介しています。
コメント
コメント一覧 (5件)
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