この記事では防災のために家に備蓄するもの・量を紹介しています。
日本は地震・台風、近年では大雨による土砂崩れや水害などが増えていますね。
それだけでなく感染症が原因で自宅で1週間過ごすことを突然求められることも。
防災グッズ、家にはどれだけ何を置いておけばいいの?
ローリングストックって何??
結論!
ひとまず1週間分準備しましょう!
(できれば10日分)
本記事の内容
- 2次防災グッズ=家の備蓄は7~10日間準備する
- ローリングストック法で準備する方法・メリット
- 実際に準備するものを紹介
- 防災グッズの基礎知識を知りたい人
- 家の備蓄はどれくらい、どんなものが必要か知りたい人
- ローリングストックについて知りたい人
防災グッズは0・1・2次と分けて考えます。この考え方についてはこちらの記事を読んでください。
2次防災グッズ(=備蓄)では何日分準備しておくべき?
2次防災グッズとは、命の危機を脱しライフラインが整うまで過ごす時に必要なものです。
ライフラインの復旧は1週間?
結論から言うと、ひとまず1週間分の備蓄をしましょう。
余裕があれば10日間。
ライフラインの復旧には1週間かかると言われています。
1次防災グッズの中に2-3日、2次防災グッズとして1週間準備しておくと考えるのが良いでしょう。
ライフラインの復旧の順序
『危機回避.com』さんによると
おおむね電気→水道→ガスの順序でライフラインは復旧します。
大地震(震度6)の場合でも電気は1週間前後、その他では数日で復旧しています。
水道は大地震の場合は2週間かかることもあるようです。
水は配給が数日後に始まることもありますね。
2次防災グッズはローリングストック法で準備することがおすすめ
家の備蓄は量が多く管理が大変になるのでローリングストック法がおすすめです。
ライフラインが復旧するまでおおむね1週間という事は、備蓄は1週間~10日分必要という事。
結構な量・・
こんなん置いてたら腐る!
まぁまぁ、落ち着いて。
腐らないようにチェックは必要!
ローリングストックが良いよ!
ローリングストックって何??
ローリングストックとは
「使ったらその分補給する」という備蓄方法です。
ローリングストックのやり方はとっても簡単。
- 普段使うものを多めに7日分購入する。
- 使ったらその分補給する。
いつも使ってる物っていうのがポイント。
災害時には普段と同じものが心に癒しを与えます。
ローリングストックのいいところ
- プラスで買うより場所を取らない
- 一度買ってしまえば少しずつ買い足すだけでOK
- 使い続けるから賞味期限切れの心配がない
防災グッズ、として購入すると高価だったり買うだけでわすれることも。
普段から使っているもので備蓄になるといいですね!
一度やり始めるとラクかも!
2次防災グッズ、備蓄するものと量を紹介!
1週間・10日分って言われてもどれくらいの量かわからない・・
必要量を説明します。
でも、実際に1日過ごしてみるのがわかりやすいですよ!
家族と家でライフラインが全くない想定で1日過ごしてみましょう。
実際にどれくらい必要になるかわかるので、試す価値ありです。
まずは防災の基本の水・飲料水
水の目安量は大人1日1人あたり飲料水1.5~2L、生活用水1Lと言われています。
ひとまず1週間の量を揃えます。
1人あたり21L揃えることになり、水10本。
結構な量ですよね。
保存水として5年・7年保存が可能な水を購入しても良いと思います。
しかし、ローリングストックで賞味期限を気にせず準備する方が場所もとらず良いでしょう。
自宅でのローリングストックがオススメ、備蓄食・非常食
3食×7日分を人数分と考えてください。
主食/米・パン
オススメはアルファ米です。
アルファ米とは、炊きたてごはんのおいしさをそのままに、急速乾燥したものです。
急速かつ水分をコントロールしながら乾燥させると、「アルファ化」状態を保てます。
「アルファ化」状態の米に、水やお湯を加えると、まるで炊きたてのような食感とおいしさのごはんが戻ってくるのです。
尾西食品株式会社HPより引用
つまり、水やお湯でおいしいご飯が食べられるということです。
そして、長期保存が可能でストック食にはぴったりです。 1日2回これを食べるとすれば、12食入りなので6日分の計算になります。
パンも欲しい所。カンパンは硬くて小さい子供には不向きです。
柔らかいパンの缶詰がありますよ。
ただし、口コミによると味に癖がある・油を感じるなどの口コミもあります。
一度平常時に食べておくのが良いかもしれません。
パスタもおすすめできる非常食です
パスタも常温で長い時間保存できるものなので、非常食にむいています。
多めに買っておき、ローリングストックをすると良いですね。
おかず
カップヌードル
誰もが食べたことのあるカップヌードル。
普段食べているものは賞味期限が6ヶ月ほどですが、防災用は3年です。
2食分で1540円です。
高いので普段のものをたくさん買っておいてローリングストックをする方が良いです。
おでん缶
そのまま食べられるおでんの缶詰です。
数が多いので、何個かは普段に食べてみましょう。
市販の缶詰
常備しているシーチキンやコーンの缶詰も備蓄食です。
ストックが無くならないように揃えておくようにすると良いと思います。
ただし、オイルサーディンなど匂いのきついものは処理に困ることになります。
備蓄食には不向きです。
お菓子
お菓子は疲れている時に体力的にも精神的にも助けになってくれます。
プラスアルファと考えず必需品と考えて準備することが必要です。
特に、小さな子供がいるママは必須です!
ビスコ
小さな子供のころ食べたことのある人も多いと思います。
ビスコが保存用に缶に入って売られています。
えいようかん
えいようかんは甘いお菓子としてもおいしいと高評価です。
しかし、コンパクトにもかかわらず栄養が取れるというところが防災に大切です。
1つでごはん1杯分のカロリーが取れるので登山などにも人気だそうです。
4箱入りを買っておいて、1箱は1次防災リュックに入れておくのも良いですね。
飴・ラムネ
飴・ラムネもコンパクトで甘み、カロリーが摂取できることからオススメです。
普段食べない人も1パックは常備しておくことをおオススメします。
防災グッズとして日常にプラスして買う生活用品
ラップ・アルミホイル・ティッシュ・トイレットペーパーは多めに買ってストック。
簡易トイレ
箱を組み立てて、簡易トイレになるというものです。
仮に1週間の自給をしなくてはならなくなった場合、トイレ・トイレ後の処理は非常に大切です。
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上記ではローリングストックでは保存できません。
ローリングストックで準備したい方はペットシーツがおすすめです。
ペットがいない人も、こどもがお茶やジュースをこぼしたときに吸水シーツとして普段から大活躍です。
ドライシャンプー
1週間お風呂に入れないのは辛いですよね。
今は水の要らないドライシャンプーがたくさん売られています。
1本常備、もしくは1次防災グッズにいれておきましょう。
カセットコンロ・ボンベ
カセットコンロは10本ローリングストックしておきましょう。
近頃のアウトドア人気で、色々なカセットコンロが売られています。
その中でも、普段使いもしやすいコンパクトなこちらをお勧めします。
ポータブル電源
スマホの充電、家電を動かしたい!という人はポータブル電源を持っていても良いでしょう。
Jackeryのポータブル電源なら、ソーラーパネルで充電できるので、被災時でも使えますし
日常使いすれば、電気代の節約にも!?
公式サイトはこちら → ポータブル電源|Jackery(ジャクリ)
自宅避難中にあると便利なもの
なくても良いけれど、あると過ごしやすくなるものです。
レジャーシート
100均でも売られているビニール製のシートでも良いのですが、コチラをお勧めします。
ある程度厚みがあり、下は防水構造ですが座るところは布生地になっています。
小さなお子さんがいるママも、おむつ替えの時など過ごしやすいと思います。
100均よりは値段がしますが、ビーチ・ピクニック・キャンプと使い道も多いです。
そして長く使えますので1つ持っておくのはいかがでしょうか。
まとめ
2次防災グッズの準備に必要なものを具体的に紹介しました。
- 2次防災グッズ=家の備蓄は7~10日間準備する
- ローリングストック法で準備する方法・メリット
- 実際に準備するものを紹介
いざという時のために準備をしておきましょう!
防災リュックの準備についてはこちら
コメント
コメント一覧 (4件)
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